UTEconは、価格戦略について以下の様々な手法を用いたコンサルティングサービスを提供しています。  

• 価格弾力性の推定
• ポイント弾力性、クーポン弾力性の推定
• 価格差別
• 強化学習によるダイナミックプライシング
• 反実仮想の価格シナリオを理解するための構造推定
• サブスクリプションサービス戦略
• A/Bテストやその他の価格実験

  UTEconのエキスパートにはアマゾンジャパンの元経済学部門長を含め、実務経験者が多数在籍しており、プロジェクトごとに実務・産業の文脈に関して丁寧な理解をしたうえで、最新手法を用いた価格戦略をご提案致します。UTEconのエキスパートがクライアントのニーズに合うよう、手法を選択し、モデルを組み立てるオーダーメイド型サービスです。

広告投入やキャンペーンの実施による収益への効果を推定することで、マーケティング費用対効果の検討や効果の最大化のためのコンサルティングサービスを提供します。また、消費者行動のモデル化によって購入に影響する要因のうち各要因の重要度を因果推論を用いて計測することで、クライアントの効果的なマーケティングのご検討に役立てることができます。また、ウェブ広告やECサイト、ダイレクトメールなど顧客に対して個別のレコメンデーションが可能な場合には、推薦システムのアルゴリズムを提供することが可能です。顧客の属性や過去の購買行動をもとにしたレコメンデーション戦略を提示し、さらに過去のレコメンデーションに対する顧客反応を学習に組み込むことで、クライアントの売上高を最大化する表示等を提案します。

ビッグデータを用いて、人材仲介業等で活用できる人材マッチングアルゴリズムの構築を行います。このようなアルゴリズムを使うと、職探しをしている人と空きポストのマッチング精度を高め、成約率が上昇することが期待できます。また、クライアント企業で全体の生産性向上が期待できる社内異動の最適マッチング（社内人材と社内ポストのマッチング）のコンサルティングサービスも行なっています。加えて、内部人材のモチベーションを高めるためのプログラムの実施を、社内人材の生産性の測定方法の設計等からご支援いたします。実務経験とリサーチ経験が豊富な労務関係エキスパートとマーケットデザインのエキスパートがクライアントをご支援します。

入札を通じて売り手と買い手が合意できる取引価格を「発見」するオークションは、2020年にノーベル経済学賞の受賞対象ともなった、経済学界で非常に盛んに分析されている研究テーマです。オークションは、ECサイトでの個人間取引、不動産取引、インターネット上での広告スロットの割り当てなど、数多くのビジネスシーンで実装されています。問題設定に応じて適切にオークションをデザインすることで、売り手と買い手双方の利益を向上させることができます。 UTEconには、オークションの理論・実証の両面に精通するエキスパートが揃っており、クライアントが直面する問題に対して、最適な解決策を提案します。

UTEcon は政府の「証拠に基づく政策立案」（EBPM）を支援するコンサルティングサービスを提供しています。労働経済学者や計量経済学者等の因果推論手法について豊富な知識を有するUTEcon のエキスパートが、政策効果の評価や重要な指標を達成するための施策・プログラムの効果予測・評価を中立的に行います。UTEcon が提供するサービスには、政策・プログラム評価を目的とした実験のデザインとランダム化実験の実施、差の差分析、回帰不連続デザイン、マッチング、構造推定等の分析手法を駆使した政策・プログラム効果の推定が含まれます。UTEcon のエキスパートは、政府・自治体の政策の評価手法の開発と、政策効果の評価について、国際的に先端的なレベルの学術的研究を行なっています。

国内外の競争法に基づくM&Aの事前審査に際して求められる市場画定、競争圧力や効率性向上効果の評価、合併シミュレーションによる効果予測といった分析を、実証ミクロ経済学の先端的な研究成果に基づいて実施します。また、企業が競争当局に対して行うデータ提出等の準備を支援します。

不公正な取引方法や私的独占を疑われる事案（海外における同様の単独行為事案を含む）について、経済的な影響の定量化、行為による損害賠償額の推定等を先端的な研究成果に基づいて行います。UTEconのエキスパートは優越的地位の濫用の経済分析など、不公正な取引方法・私的独占に関連する経済分析において豊富な知見と実績を有しています。

カルテル・談合の影響の定量化、訴訟における損害賠償金額の推定等を先端的な分析手法に基づいて行います。UTEconのエキスパートは米国をはじめとする海外の訴訟問題にも精通しているため、日本国外の訴訟問題に発展している事案についてもコンサルティングを行います。

大手会計事務所にアドバイザリーを行うUTEconの会計学・財務論のエキスパートが、不正会計の内部調査に係るコンサルティング、不正会計に関連する内部調査や訴訟に係るコンサルティングを先端の研究成果に基づいて行います。UTEconのエキスパートは会計学及び財務論の学術研究実績を有しており、裁判所に専門家として意見書を提出する者として適切な高い専門性を有しています。また、UTEconのエキスパートは機械学習を用いた不正会計予測モデルについて、複数の特許の発明者となっております。

POS データ、テキストデータ、サテライトデータ、企業情報等のミクロ・ビッグデータを活用して、GDP、価格水準、消費、その他のマクロ経済の変数のほか、業種・地域などの単位でのセミマクロレベルの変数や企業レベルのミクロ変数についてもナウキャスティング・フォアキャスティングを行います。これら最新推計値は、政府の政策立案者、中央銀行、機関投資家による現在の経済状況の把握と将来見通しの構築に役立ち、また国内外の金融商品を保有している民間企業等にとっても有意義な情報を提供します。厳密且つ実務に即した手法で分析を行います。

データプロダクト（紹介ページ）

UTEconのエキスパートは、財務データ等の構造化データを使った大企業と中小企業の退出・成長予測と不正会計の検知・予測について、広範な経験を持っています。 本予測サービスの一例としては、個々の企業の財務情報や特徴に加えて、これらの企業の販売先・仕入れ先との取引関係や金融機関取引関係も考慮した機械学習ベースのモデル構築、倒産予測を目的としたスコアリング、企業審査の省力化・自動化が挙げられます。同様に、不正会計検知・予測についても、企業の財務データ、企業の特徴、取引ネットワーク情報を参照した機械学習ベースのモデル構築を行います。UTEconのエキスパートは、倒産予測及び不正会計検知に関する多くの特許の発明者であり、信用調査会社や大手会計事務所等とのプロジェクトに関与しています。また、不正会計の訴訟問題や内部調査についても、経験豊富なUTEconのエキスパートが定量的な実証等を行い、クライアントを支援致します。

パネルデータ構築のための調査を行うクライアントに対し、質問事項の作成や調査のデザインをサポートします。調査の設計では、欠落率、回答率、母集団の代表性等を考慮し、統計的に妥当なパネルデータを作成できるよう、アドバイスを行います。また、調査回答からパネルデータを構築、経済分析の実施サービスも提供しています。UTEconのエキスパートは、全国調査パネルデータの設計や管理の経験を有しています。

マクロモデル・統計モデルをマクロ経済分析に活用することを検討しているクライアントに対して、アドバイス・研修を提供します。UTEconのエキスパートは、金融政策に実務・研究の両面での経験が豊富です。その強みを生かし、各国の中央銀行が使っているマクロモデル・最先端の理論・実証研究の知見に基づいて、金融政策分析に従事するクライアントにアドバイスを提供します。