採用情報

専門分野は違っても、
経済学の“地力”はどの案件にも活きる

阪本亮(マネージャー)

社会貢献と個人のキャリア形成・研究との両立を目指せる環境が転職の決め手。自由度の高い勤務環境でワーク・ライフ・バランスを実現できます。

松山博幸(マネージャー)

「経済学に真剣に向き合い、経済学を最大限活かす」ことに挑戦できるのがUTEconの醍醐味。協力的なカルチャーが根付いているのも魅力です。

自己紹介をお願いします。

阪本2024年7月に入社し、現在の役職はマネージャーです。独占禁止法関係や政策評価等の経済分析のプロジェクトに携わっており、プロジェクトマネージャー(以下PM)として業務の円滑な遂行をリードしています。UTEcon入社以前は、政府機関に勤めていました。

松山私は2022年5月に入社しました。役職はマネージャーで、主にPMとしてプロジェクトを推進しているほか、システム周りや人事の業務にも携わっています。以前は、民間のコンサルティング会社に勤めていました。

転職先にUTEconを選んだ「決め手」をお聞かせください。

阪本「経済学を専攻していた経験を活かして仕事をしたい」という強い想いがありました。コンサルティング会社や大学など様々な選択肢がある中で、UTEconであれば、経済学を使って社会に貢献できると同時に、研究との両立が可能だと感じたのが決め手です。

松山転職を考えていた時に、友人からUTEconが採用活動を行っているという話を聞きました。自身の経験を活かして社会に貢献できる職場だと感じ、応募を決めました。

お二人とも大学院(修士課程)修了後、就職をされています。大学院ではどのようなことを学びましたか?

阪本大学院では農業経済学の修士課程を修了し、就職しました。前職中に留学の機会があり、そこでは「産業組織論」を中心に学びました。企業の価格決定プロセス等を分析する分野で、この知識がそのまま活かされるプロジェクトもUTEconで複数担当しています。産業組織論はコンサルティングでニーズが高い領域だと思います。

松山私は大学院では「都市経済学」を中心に学びました。街並みや地域間格差などについて分析する分野です。直接リンクするプロジェクトはまだありませんが、分析手法などベースとなる部分は共通しているので、仕事で大いに役立っています。その観点から、経済学の範疇に含まれる分野に関しては、若干勉強は必要になりますが、幅広く対応できます。

入社して戸惑ったことはありますか?

阪本戸惑いはほとんどありませんでした。メンバーがみな親しみやすく、風通しの良い雰囲気があったからです。分析方針や分析手法の方向性については一番悩みますが、気軽に質問や議論ができるので、自身で抱え込むことはあまりありません。

松山入社後すぐに実践の場を踏むことに若干の驚きはありましたが、初めのうちは先輩職員がしっかりサポートに入るため、安心感がありました。

“エキスパート”と働く緊張が、いつしか誇りに変わった

UTEconで働く醍醐味を教えてください。

松山最先端の知見に精通し、官公庁や企業との研究経験が豊富なアドバイザーや院生等と仕事ができる点は当社で働く大きな魅力です。
お客様に、考えうる限りの最適な手法を提示し、それを実現できる環境も整備されています。様々な勉強会が実施され、アドバイザー等から学ぶ機会があるなど「経済学に真剣に向き合い、経済学を最大限活かす」ことに挑戦できるのが仕事の醍醐味です。
入社前は、「こういう方々と一緒に働けるのは幸せなこと」だろうと想像していた一方で気後れする気持ちもありましたが、プロジェクトの目標に向かってチーム一丸となって取り組むうち、徐々に意識しなくなりました。

阪本一流の経済学者の方と共に仕事をすることで、知的好奇心が満たされますし、高度な分析を現場で実践できる点は大きな魅力です。個人のビジョン次第で、チャレンジできる環境も整っています。
私は経済学の学位を取得したとはいえ、一貫して取り組んできたわけではなかったので不安もありましたが、入社してみると、実際の分析やコンサルティングは、特有のシチュエーションや課題が相当多く、その際にアドバイザーがどうアプローチするか、どういう解決策を持っているか実務を通して学ぶことができますし、専門書や講義とは全く違う大きな刺激を受けています。

働きやすさを感じるポイントは?

阪本自由度の高さですね。プロジェクトの進め方に裁量があり、在宅勤務を基本とした柔軟な働き方が可能です。フレックスタイム制ですので、勤務時間を調整し、自身のペースで仕事を進められます。経営陣もワーク・ライフ・バランスを重視していますし、有給休暇も比較的自由に取っています。

松山私も同感で、時間が柔軟に使える点です。満員電車を避けられるのは助かります。

意見を言いやすい環境ですか?

松山当初は、アドバイザーに意見してよいものかと、ためらう気持ちはありました。ですが実際は、PMとして求められる立場や役割が明確にあるので、自由に意見を伝えても構わないのだと、今では自然に思えるようになりました。

阪本職員同士に関しては、週一日の出社日のミーティングで意見交換の場がしっかり設けられていますし、若手の意見を真摯に受け止めてくれる会社だと感じています。
年2回のオフサイト・ミーティングなど、「意見を出し合い、改善していく」当社のカルチャーを実感する機会も多くあります。

入社前後で、会社に対する印象の変化はありましたか?

阪本私はあまり事前にイメージを固定していなかったので、フラットに入れたと思います。入社してから改めて、UTEconは想像以上に経済学に真剣に向き合い、「経済学の最新の知見を活かし、コンサルティングでいかに価値を付加するか」にチャレンジしている会社だと感じました。

松山募集要項の要件が高いので、「実力主義でピリピリしているのでは」と思っていましたが、実際は協力的なカルチャーが根づいていて安心しました。

研究も、キャリアも。“学び続けたい人”にこそふさわしい環境

UTEconならではの強みとは?

阪本アカデミアではない立場で、経済学を使って社会貢献できるのが、当社の大きな特長です。また、会社が個々のキャリア形成を尊重しており、研究活動や論文の執筆、学会への参加などに対して多くのサポートがある点も魅力のひとつだと思います。

松山当社の強みは、経済学に基づいたアプローチを採用している点にあります。最新の知見を踏まえ分析や結果のデリバリーを実施し、お客様へご提案できるのが私たちの強みでしょう。

仕事で大変だったことは?

松山経済学の分野は広範で、自身の専門分野とマッチする案件ばかりとは限りません。それなりに経済学に打ち込んできた自負があったのですが、プロジェクトを行うたびに時間をかけて新しくインプットする必要があります。ただ、「経済学を社会実装したい」との想いが原点にあるので、それを実現できている今の環境にはやりがいやモチベーションを感じています。

阪本私も同様に、あまり馴染みのない分野のプロジェクトの際に勉強する必要がありましたが、「自身の幅を広げるチャンス」だと捉えています。

嬉しかった経験をお聞かせください。

松山お客様と開発した指数やアルゴリズムが実際に公表された時は、非常に達成感があり、自信にもつながりました。

今後の目標を教えてください。

阪本まずは、会社の成長に貢献することです。
個人的には、経済の専門家としてキャリアを積み重ねていきたいと考えています。大学院時代から取り組んできた研究を形にし、仕事で携わったプロジェクトも、研究として発信できるものは積極的に世に出していきたい。そうした個人のキャリア形成が結果的には会社への貢献にもつながると信じています。

松山私も個人的な目標は同様です。
さらに大きな目標としては、機械学習が社会に浸透しつつあるように、経済学も選択肢の一つとして根付き、社会の中で幅広く活用されることを目指しています。

転職で迷うあなたへのメッセージ

中途入社に関心のある方へメッセージをお願いします。

松山UTEconには「みんなで協力する」カルチャーがあります。確かに高度な分析を行う仕事ですが、周りのサポートがあり、いつでも質問できますので、ご安心ください。気軽に会社の雰囲気を見ていただくなどして、ご判断いただければ幸いです。

阪本当社に興味をお持ちであれば、ぜひご応募いただければと思います。入社後に学べる環境が整っており、「経済学を仕事に活かしたい」という想いが何よりも大切です。
意欲ある方のチャレンジをお待ちしています!