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ウェビナー「データイノベーションと競争」を2021年12月9日に開催しました。

2021年12月9日(木)にウェビナー「データイノベーションと競争」を開催いたしました。
多くの方にご参加をいただき、活況なウェビナーとなりました。ご参加いただきました皆様ならびに登壇者の皆様にお礼申し上げます。

本ウェビナーの動画はこちらからご覧いただけます。(YouTubeにリンクします)
https://youtube.com/playlist?list=PL1gq426MqonN10–kHMPCNUbYB_fxbwSZ

アンケートを通じて、参加者の皆様から以下のようなコメントも頂いておりますので紹介します。
・「トピックが網羅的でとても勉強になった。」
・「政策立案者が政策の効果を最大化するために、ルール作りを発信しているということに感銘を受けました。現状の国内の閉塞感を打破していく上で、こういったガバナンス上の工夫も必要だと考えます。」

基調講演では、公正取引委員会事務総長の菅久修一氏から「デジタル分野における公正取引員会の取組」のテーマでご講演をいただき、公正取引委員会がデジタル関連で実施した実態調査やデジタル分野における最近の審査案件等についてご紹介いただきました。

つづいて、元米国連邦取引委員会経済局長でメリーランド大学教授のGinger Jin氏から「これまでのデータをめぐる規制から学ぶこと:EU一般データ保護規制(GDPR)がビジネスにもたらした影響」のテーマでご講演いただきました。経済産業省のガバナンス戦略国際調査官である羽深宏樹氏からは、「データイノベーションを社会実装するためのアジャイル・ガバナンス」を題材にご講演いただきました。また、弊社チーフエコノミストで慶應大学准教授の久保研介は、先日UTEconが公表した「小売産業におけるデータの役割:経済学的観点からの評価」と題する報告書を基に、データと競争の関係について経済学的観点から講演いたしました。

パネルディスカッションでは、UTEcon取締役で東京大学教授の渡辺安虎をモデレーター、Ginger Jin氏、羽深宏樹氏及び久保研介をパネリストとして、「データイノベーションと競争の社会実装に向けた我々のチャレンジ」を題材に、ビジネス上のデータの役割や望ましい政策のあり方について議論が交わされました。

なお、UTEconの報告書「小売産業におけるデータの役割:経済学的観点からの評価」は以下よりご覧いただけます。

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