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東京大学エコノミックコンサルティング(UTEcon) が 「日経・UTEcon日次景気指数」を提供開始

経済学・会計学・経営学などのアカデミックな知見に基づくコンサルティングサービスを提供する東京大学エコノミックコンサルティング株式会社(本社: 東京都文京区、代表取締役社長: 川原田陽介、以下UTEcon)は、株式会社日本経済新聞社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 長谷部剛、以下日経)が提供する日本経済新聞の記事データを活用した新サービス「日経・UTEcon日次景気指数」の提供を開始した事を発表いたします。

日経・UTEcon日次景気指数は、日本経済新聞朝刊の記事データをもとにUTEconが開発したアルゴリズムによって構築される、日本の景気動向をいち早く把握するための景気指数です。日経・UTEcon日次景気指数の構築には自然言語処理やマクロ経済学等のアカデミアの知見が応用されており日々の新聞記事における景況感を数値化しています。日経・UTEcon日次景気指数は下記の特徴を備えています。

1. 即日集計・日次更新という速報性
日経・UTEcon日次景気指数は即日集計されます。また、毎日更新されるという特徴があります(日本経済新聞朝刊休刊日を除く)。

2. より早く景気動向をとらえる先行性
日経・UTEcon日次景気指数は内閣府や日本銀行が公表する景気指標と高い相関性があり、しかもより早いタイミングで景気の転換点を把握する事ができます。

3. 先例のないイベントの影響もとらえる頑健性
日経・UTEcon日次景気指数は、日本経済新聞の過去30年分の記事データと自然言語処理技術ならびに経済の専門家の知見に基づき構築した『景気単語極性辞書』を活用し算出されています。『景気単語極性辞書』には「リーマンショック」や「新型コロナウイルス」といった特定のイベント固有の言葉は使用せず、景気に係る一般的な単語のみを使用しており、先例のないイベントの発生時にも影響をとらえる事ができています。

UTEconの川原田陽介代表取締役社長は「当社は経済学や関連分野における研究成果の社会実装を目指しています。今回日本経済新聞社様との協業により非常に特徴のある新しい景気指数が誕生しました。景気動向の把握に是非お役立ていただければと考えております。」とコメントしています。

日経・UTEcon日次景気指数の詳細や販売方法などについては、こちら(プロダクトサイトへリンク)をご覧ください。

UTEconについて
UTEconは東京大学大学院経済学研究科との深い連携のもと、指定国立大学法人の特定研究成果活用事業制度に基づき設立されました。需要予測、価格戦略、政策評価、機械学習に基づいた倒産や不正会計予測、マーケットデザイン、ナウキャスティング、独占禁止法等の法規制、計量・行動マーケティングなど幅広い分野で研究成果を活用したコンサルティングサービスを提供しています。
会社名: 東京大学エコノミックコンサルティング株式会社
代表者: 代表取締役社長 川原田陽介
設立: 2020年8月
所在地: 東京都文京区本郷7-3-1 国際学術総合研究棟922号室
URL: https://utecon.net

 

日本経済新聞社について
日本経済新聞社は1876年以来、140年にわたってビジネスパーソンに価値ある情報を伝えてきました。約1500人の記者が日々、ニュースを取材・執筆しています。主力媒体である「日本経済新聞」の販売部数は181万部、2010年3月に創刊した「日本経済新聞 電子版」をはじめとするデジタル有料購読数は89万で、有料・無料登録を合わせた会員数は500万を上回っています。
会社名: 株式会社日本経済新聞社
代表者: 代表取締役社長 長谷部剛
創刊: 1876年12月
所在地: 東京都千代田区大手町1-3-7
URL: https://www.nikkei.co.jp/nikkeiinfo/

本リリースに関するお問い合わせ先(報道関係者様)
東京大学エコノミックコンサルティング株式会社 広報担当
info@utecon.net

 

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